春日先生、ちょっと相談があるんだけどさ。
俺、今の仕事場がめちゃくちゃつまんないんだよね。
雑用ばっかで、なんのスキルにもならないし。
このままここにいていいのかな?
小野 悠斗
春日先生
それは悩むわよね。
でも、悠斗くん、まず聞かせて。
悠斗くんは、その職場に何を期待してるの?
成長とか、経験とか、そういうの?
上司にも頼んだんだよ、もっと責任ある仕事くれって。
でも『もうちょっと待て』とか言って、全然動かないの。
小野 悠斗
春日先生
うん、その上司が動いてくれるのを待つだけだと、環境は変わらないことが多いわよ。
悠斗くん。現実は、自分から動かなきゃ状況ってなかなか変わらないの。
だから、悠斗くん、こんな風に考えてみて。
『貴重な時間を、この職場に使い続ける価値がある?』って。
うーん…
正直、時間を使う価値ないかも。
でもさ、春日先生。新しい場所に行くのって怖くない?
転職して失敗したらどうするの?
小野 悠斗
春日先生
怖いのはわかる。
でもね、悠斗くんが『このまま』でいることにもリスクがあるのよ。
たとえば、今のまま何年も同じ環境で過ごして、悠斗くんのスキルが停滞して、10年後も成長できてなかったとしたら?
それこそもっと怖くない?
まあ…確かに。
それで、どうすりゃいいの?
春日先生、具体的に教えてよ。
小野 悠斗
目次
行動を起こすための第一歩
春日先生
よし、悠斗くん。
まずは基本の3つのステップを試してみて。
春日先生
まず、悠斗くんの「強み」って何?
え、強みなんてないよ。俺、資格もないし、ただの社員だし。
小野 悠斗
春日先生
そんなことないわ。悠斗くん。
これまでの仕事で、少しでも『やりがいを感じた瞬間』や『人から褒められたこと』を思い出して。それに、小さな雑用だって『きっちり期限を守れる』とか、立派なスキルに繋がるのよ。
ふーん、言われてみれば、接客は得意かも。
お客さんに褒められたことあるし。
小野 悠斗
春日先生
いいわね。
悠斗くん、その強みは次のステップで役に立つわ。
次のステップって?
小野 悠斗
新しい環境をリサーチする
春日先生
次にやるのは、興味のある職場や業界をリサーチすること。
求人サイトでもSNSでもいいから、悠斗くんに合いそうな場所を探してみて。
転職って言っても、俺なんかどこも雇ってくれないんじゃない?
小野 悠斗
春日先生
そんなことないわよ。
いきなり転職しなくても、今の職場で部署を変えるとか、異動を申し出るって手もあるし。
あと、悠斗くん。副業から始めるのもアリよね。
へー、副業か。それならハードル低いかも。
小野 悠斗
自分を縛る不安を解放する
春日先生
次は、不安を整理してみて。
不安って、実際のリスクよりも、自分の頭の中で大きく感じがちなの。
たとえば、悠斗くん。
『転職先が見つからなかったらどうしよう』とか『失敗したらどうする?』って思う?
めっちゃ思う。
小野 悠斗
春日先生
でも、悠斗くん。
行動しないリスクはもっと大きいかもしれない。
今のままじゃ、3年後も同じ状況で悩んでるかもしれないわよ。
確かに。それなら、少しでも動いてみたほうがマシかも。
小野 悠斗
新しい環境で得られる未来
でもさ、春日先生。
新しい場所に行って、本当に変われるのかな?
小野 悠斗
春日先生
もちろんよ。悠斗くん。
新しい環境に飛び込むことで、いろんなチャンスが得られるわ。
たとえば、新しい人との出会い。
それに、今まで挑戦できなかったことにも挑戦できるかもしれない。
そうすれば、自信も取り戻せるわよ。
自信ね…。
春日先生。
それ、ちょっとほしいかも。
小野 悠斗
あなたの一歩が、未来をつくる
春日先生
あらためて、聞かせて。
悠斗くん、このまま、この職場でいいの?
いや…このままじゃ良くないと思う。
春日先生。どう動くかはこれから、じっくり考えるよ。
小野 悠斗
春日先生
それでいいの。
まずは、小さな一歩を踏み出すことが大切なのよ。
『完璧な選択』じゃなくていい。
じっくり考えて、新しい一歩を踏み出してみましょう。そうすれば、未来は必ず変わり始めるわ。
春日先生、でもさ。
情けないんだけど、実際行動するのって超怖いんだよね。
何やるにしてもエネルギー使うし、どうせうまくいかないかもって思っちゃうし。
小野 悠斗
春日先生
悠斗くん。
それ、すごく普通の感情よ。
誰でも新しい一歩を踏み出すときは不安やめんどくささを感じるもの。
でもね、行動しないと、何も変わらないっていう現実もまたあるの。しかも、行動って最初は小さなことでいいのよ。
春日先生。
「小さな事」ってたとえば?
小野 悠斗
春日先生
悠斗くん、求人サイトでもSNSでもいいから、悠斗くんがワクワクする、合いそうな場所を探してみて。
職場じゃなくても、コミュニティでもいいわよ。
でもさ、それってすぐ結果に繋がらなくない?俺、結果が見えないとやる気出ないんだよね。
小野 悠斗
春日先生
わかるわ。悠斗くん。
結果って、後からついてくるものなの。
悠斗くんが歩き始めなければ、ゴールにはたどり着けないでしょ?
小さな努力を積み重ねることで、気づいたら大きな変化が起きているのよ。
新しい人との出会いが、君を変える
ふーん。
まあ、確かに今の職場じゃ新しい出会いとか全然ないしな。職場の人間関係も冷たいし…。
小野 悠斗
春日先生
悠斗くん、新しい環境では、いままで会えなかったような人と出会える可能性があるのよ。
その人たちから学べることも多いし、悠斗くんの考え方がガラッと変わるかもしれないわ。
まあ、そういう出会いはちょっと期待したいかも。
なんか、面白い話をしてくれる人とかさ。
小野 悠斗
自分の可能性を広げる挑戦
でも、やっぱり新しい環境で失敗するのが怖いんだよ。俺って不器用だし、絶対最初からうまくできないし。
小野 悠斗
春日先生
悠斗くん。失敗なんて、みんなするわよ。
それに失敗は挑戦した証拠。
君が今、不安を感じるのは、ちゃんと次に進もうとしているからなの。大事なのは、失敗しても立ち上がること。それが君の可能性を広げるのよ。
可能性かぁ…。
今のままじゃ広がらない気がしてたけど、春日先生の話聞いてたら、ちょっとだけやれる気がしてきた。
小野 悠斗
春日先生
その感覚を大事にして。
悠斗くんは自分で思っているよりも、ずっといろんなことができるひとよ。
自信を取り戻すプロセス
まあ、仮に新しい環境に飛び込んだとして、俺に自信なんてつくのかな?
小野 悠斗
春日先生
もちろんよ。
行動したという事実が、悠斗くんに自信を与えるの。
『俺、ちゃんと動いたじゃん』って思えるだけで、大きな一歩になるわ。
そして、その行動が成果に繋がったとき、自信はさらに深まるの。
成果か…。
今の環境じゃ、その成果が見えないのがモヤモヤしてたんだよな。
小野 悠斗
春日先生
そうね。だからこそ、新しい環境で新しい挑戦をしてみる価値があるのよ。
気楽に考えて、一歩を踏み出そう
わかったよ、春日先生。
でも、最後に一つだけ教えて。俺が次に進むために、まずやるべきことって何?
小野 悠斗
春日先生
悠斗くん。たとえば、悠斗くんの強みをノートに書き出すとか、興味のある職場をリサーチするとか。
何だっていいの。動き出せば、少しずつ悠斗くんに合う道が見えてくるから。
気楽に考えて、まず小さな一歩を踏み出すこと。
それが、悠斗くんの未来をつくる第一歩よ。
気楽にね…わかった、やってみるよ。春日先生。
ありがとね。なんか、春日先生が言うと不思議とやれそうな気がしてくるよ。
小野 悠斗
春日先生
それは、悠斗くん自身が前に進む準備ができているからよ。
応援しているわね。
よし、じゃあ俺、ちょっと未来を見据えて動いてみる。
本当にありがとう、春日先生!
小野 悠斗
春日先生
素晴らしいわ!悠斗くんの将来を楽しみね。